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Soundtrack「Sayonara」Victor LOC1041


この「この曲、この人、この一枚」もこれで100枚。
一区切りのアルバムに「Sayonara」はあざといかもしれないが、ナンシーと言えばこの映画。
ここでの主題歌は彼女が歌っているわけではないが、映画がヒットするとMercuryで彼女も録音している。
子供のころ見た記憶があるが、もう一度見たい映画。
遠い国のどこかでひっそり暮らしている彼女を思いこの美しい曲を噛みしめる。

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Miyoshi Umeki 「Miyoshi」Mercury SR60228


ナンシーの唄も優しいヴィブラートくるまれている。
「That Old Felling」はこのアルバムの中では一番快活なアレンジがされてはいるが唄は穏やかである。
この唄声があのまま日本に残り続けていても時代の先端を走り続けて行くことは難しかったのでは。
やはりアメリカのショービジネスという大きな世界を選んだ彼女の才能と自信には感服してしまう。日本語の歌詞も出てくるがそんなこと抜きにいつまでも残り続けるアルバムだと思う。

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Doris Day「Day Dreames」Columbia CL624


まさに白昼夢のように遠くからそっと囁きかけてくる歌声に全編埋め尽くされた魅力的なアルバム。
彼女は癖の無い声で、はっきりと明るく歌うという印象があるが、このアルバムは紗のかかった幻想的な囁き声で夢のような時間を提供してくれる。
「That Old Felling」はかつての恋がいつのものだったのか忘れさせような、時の経過を超越した世界。
「I’m Confession」、こんな告白をされたら男はたまらない。

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Ernestine Anderson「Hot Cargo」Mercury MG20354


Ernestine Anderson「Hot Cargo」Mercury MG20354
かつて彼女の最高傑作と呼ばれていたアルバム。
デビュー時の瑞々しいErnestineが聞ける。
「Little Girl Blue」は少女の秘めた思いをそっと独白するかのよう。
「Did I Remember」の落ち着いた表現は大物への成長を期待させるが
「Day Dream」の素直な唄い方は後年のあくの強い彼女とは別人のよう。
「That Old Feeling」の大きなリズムへののりはJazz歌手としての大成をうかがわせる。

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Jeri Southern 「When Your Heart’s On Fire」Decca DL8394


決して泣き喚かない、でも無理に感情を押し殺したりしない。
ただやさしく唄ってくれる女。
疲れたとき、ほっとしたいとき、つい寄ってしまう部屋の女。
情緒のある唄声、ジェリの声を聴くとそんな女性を連想してしまう。
「Smoke Gets In Your Eyes」は恋の炎が消えた跡の煙にうっすら目頭が濡れてはいるが、ただ唇の端をキュッと上にしてじっと窓の外を見ている女の風情。
「Little Girl Blue」はひっそり佇んでいる、一人の似合う女が見える。

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The Platters「Remember When?」Mercury SR60087


Doo-Wopグループのレパートリーの多くはスタンダードソングである。
彼らは自分たちのスタイルをそのままにスタンダードなコーラスグループのあり方に変える力を持っていたからこそ、Doo-Wopの殻をぬけポピュラーなグループに上りつめることが出来たのだと思う。
「Until The  Real Things Comes along」では彼らの魅力のひとつ女性Vocal(この当時はゾラ・ティラーだと思う)とコーラスの掛け合いがいかにもPlattersらしさを出している。
「I Never Smile Again」「I Can’t Get Started」「Somebody Loves Me」等スタンダード満載だが、やはりJerome Kernの曲ということ以上にPlattersの曲とまでに言わしめた「Smoke Gets In Your Eyes」が凄い。

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Carmen McRae 「Blue Moon」Decca


若いときのCarmenの声を金属的と評して耳障りの悪い声と決め付けるのはいかがなものか?
歌をいじらず、素直に思いのたけを若々しい声で歌う。
そして既に大歌手の風格さえ漂わせて。
このアルバムの「My Foolish Heart」は技巧に走ることなく豊かな感情を込めて聞き手に訴えてくる詩(うた)を唄っている。
隠れた佳曲満載のアルバムではあるが、聴きなれた「Until The Real Things Comes along」のような有名曲で彼女の上手さを認識する。

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