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Frances Bergen「The Beguiling Miss」Columbia CL873


フランセス・バーゲンと言ってもわからなければ、あのキャンディス・バーゲンの母親。
と言ってもそのキャンディス自身を知っている人も今は少なくなっているのだろう。
女優さんの古風な唄という趣のアルバムではあるけれど、Art Van Damme等のバッキングと遠い時代から聞こえてくるような彼女の声がえもいわれぬほどノスタルジック。
「For All We Know」で絡むクラの音も優しい。
隠れた佳曲も多い中、部屋の情景がみえる「The Lamp Is Low」がとても良い。

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Nancy Ames 「As Time Goes By」 Epic BN 26197


Nancy Ames 「As Time Goes By」 Epic BN 26197
ナンシーつながりで聴いたのではなく、「Again」がまた聴きたくなってターン・テーブルに乗せた。
本来かっちりとした歌い方の歌手なのかもしれないが、Againの最初のコーラスでそっと告げられるような唄を聴かせられると、その柔らかな唄にじっと聞き入ってしまう。
タイトル曲を始め、「Once In A While」「You’ve Changed」等選曲も”まる”。
張り上げる部分と囁く部分の対比が嫌味ではなくいつの間にか聞き終わっているアルバム。「For All We Know」は強く入る歌い出しから優しく続くブッリッジに心休まされる。

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Nancy Umeki 「The Early Days」日本Victor


20数年前、大滝詠一の「GO・GOナイアガラ」という深夜放送がありました。
珍しいオールディズを彼の豊富なコレクションからピックアップして流すという番組。
そこで流れたのは「I’m Waiting For You」東 辰三の名曲、平野愛子で大ヒットした「君待てども」の英語バージョンです。ゴージャスなオケにのせて歌うナンシーの唄に深夜なのにすっかり目が覚めてしまうほどの衝撃でした。
それ以来、間奏に同氏作曲のやはり名曲「港の見える丘」のフレーズを挟んだこのヴァージョンの音源を捜す日々が始まりました。
その夜から20年以上経ってやっとCD化された彼女の若き日の歌声はいつまでも色あせない紫陽花のような声でありました。
「愚かなり我が心」「私は後ろを歩いている」等、彼女の張り上げないけれど深く心にしみる歌声が佳曲を更に魅力的にしていると思います。

当時の歌手ならば誰もが歌った「アゲイン」は彼女の寂しげで優しい唱でまさに繰り返して聴きたくなる歌になりました。

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