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Connie Francis 「Sings Italian Favorite」MGM E3791

Connieiyalian

イタリアン・ソング集というと「明るく朗々と云うイメージ」はどこで植えつけられてしまったのだろうか?

何曲か屈託の無い曲はあるが、アルバム全篇を覆っているのはConnieの泣き節。

本来カンツォーネというものは独特の哀愁に満ちているもの。

そんな名曲たちをイタリアへの郷愁をこめて切々と唄い綴っている。

Volare」「Ciao Ciao Bambina」さえも哀切感が漂う。

Non Dimetica」「Arriverderci Rome」といった有名曲も良いけれど「Anema E Core」「You AloneSolo Tu)」「Toward The End Of The Day」といった日本ではあまり聞かれない曲が心にしみる。

シナトラも歌った「I Have But One Heart」は彼女の唄で曲の良さを再認識。

There’s No TomorrowO Sole Mio)」「Santa Lucia」「Come Back To Sorrento」、ハンカチを握りしめて唄う3大カンツォーネが圧巻。

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Steve Lawrence [Winners] Columbia CL1953

Lawrencewinners

Steveには「Academy Award LosersColumbia CL2121という洒落たジャケットの名企画盤があるけれどこちらは受賞曲も含んだヒット曲集。

Moon River」を軽くスイングさせて唄う洒落っ気が彼の持ち味。

Vic Demonsだと端正な真面目さが先にたってしまう。

Steveのほうがちょっと不良で粋。

そんな彼が真摯に唄う「All The Way」はチョイ悪のふりしているけれど、本当はいつまでも少年の純真さを忘れないそんな男の心の吐露。

ヒットした「Go Away Little Girl」も彼の一面ではあるけれど、「Volare」のノンシャランな感じが彼らしくて良い。

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Frank Sinatra 「The Academy Award Winners」日本ビクター SWG-7140

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Repriseの同タイトルのアルバムFS-1011に他のアルバムに収録されているアカデミー主題歌賞受賞曲4曲を加えた日本プレス盤。

Call Me Irresponsible」は「Sinatra’s SinatraReprise R9-1010からのアダプト曲。

当時Jack JonesAndy Williamsのヴァージョンが有名。

日本では原題の「無責任と呼んで」では売れないので映画の邦題「パパは王様」が曲のタイトルになった。

イメージ的にAndyJackよりもSinatraのほうがぴったりくるような気がする。

この時代は色々な歌手が映画主題歌をカバーした時代、皆原曲をストレートに歌いながらそれぞれの持ち味を出していた。

[Shadow Of Your Smile]も日本ではAndy Williamsが有名だけれど、Count Basie BandをバックにQuincy Jonesの指揮で唄ったこのSands Hotelでのライブ・ヴァージョンも秀逸。

彼でなければ出せない成熟した男の色気と哀愁はAndyでは当時まだ無理。

スタジオ録音もして欲しかった。

この手のアルバムでは常連曲「Moon River」「Love Is A Many Splendored Thing」もヒットしたAndy盤よりも深い。

さらに掘り下げる「Secret Love」、小粋に決める「The Way You Look Tonight」も良いが、自身の唄「All The Way」の円熟した再録音がさすが。

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