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Tony Bennett 「To My Wonderful One」Columbia CL1429

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Till」と言うとTony Bennettというぐらいの彼の代表曲なのですが、その曲が入っているこのアルバムを紹介するのにこんなに時間が空いてしまいました。

もともと声域の広い人ではない彼が声を高めると苦しいそうに聞こえます。それが若いうちは苦しさが切なげでえもいわれぬ哀切に聞こえていたわけです。

それも前作[Tony]ぐらいまでは良かったのですがこのアルバムや「Alone Together」あたりになると苦しさが先に感じられてしまって我慢できなくなってしまう時が有りますね。

せっかくのシナトラソング「I’m Fool To Want You」や「Laura」では重過ぎてこちらの頭まで重くなってしまい針を降ろしたくなります。

でもさすが「Till」はとても良いですね、ロングトーンが重くならず心に染みます。

やはり甘い曲にこのちょっと重い声との組み合わせが哀愁を感じさせるのでしょうか。

そういう意味では「Tenderly」がビター・スイートでなかなかでした。

この時期を過ぎて、アルバム「Tony Sings For Two」あたりから、また自然に入ってってくる唄になってきます。やはりこのころは年齢を含め転換期だったのかもしれません。

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