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John Pizzarelli [Let There Be Love]Telarc CD-83518

John_pizzarelli

3月から全く更新していなかったこのコーナー、曲つながりと言うのはなかなか気に入ったアルバムに展開するのが難しいですね。

今回の曲つながりは「Everything I Have Is Yours

「私のものは全てのあなたのもの」って言うのは、熱くなっているとき言ってしまいがちなフレーズですが、いけませんな。

まして、「太陽が自分だけのものだったらあなたにあげたい、地球も輝く星たちも」なんてそこまで言うかって感じなのですが、その詞が自然に聞こえる、はまりきった美しいメロディを持った歌です。

男だったらEddie Fisherのようないかにも口説き上手な歌手に合っているとは思うのですが、Billy Eckstineの、この台詞さえ言っとけば絶対落ちる的な唄もまた良しです。

これが女性に歌われると、

ちょっと逃げられない感じ、Sarah Vaughanの若い唄も切々と胸にしみますが、Billie Holidayに唄われると怖いほど追い詰められますね。

そこへいくと今回ご紹介のJohn Pizzarelliの草食系Vocalはスムーズすぎて女性によっては残らない方もいるかと。

そんな「Everything I Have Is Yours」が入っているこのアルバム「Let There Be Love」は彼の父親Buckyも客演するコンボをバックに軽妙だけれどロマンティックな唄が心地よい肩のこらない作品。

男性Vocalのどっしり感が苦手な方にはお勧めですが、人によっては聞き流してしまうかも知れませんね。

そんな中でもBuckyLes Paulに捧げるかのようなソロをとる「Just One More Chance」がギター弾きにはたまりません。

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