Etta James/Eddie Cleanhead Vinson「Late Show」Fantasy 9655(FCD9655-2)

Late_show

Red

 HollowayJack McDuffのコテコテ・コンボをバックにEttaCleanhead Vinsonが歌う、デュエットも聴ける。

ドラムがPaul HumphreyでギターがなんとShuggie Otisとくればどんなにショウが始まるのが遅くたって見に行く、聴きに行くって事になりますね。

こんなライブが聴けるなんてやっぱりアメリカは凄いなって思います。

今回このアルバム、CDのほうの紹介なのですがレコードには無かったCleanheadの「Cleanhead Blues」と「Cherry Red」という彼の十八番2曲が聴けるのがポイントです。味がある唄という前に上手い、格好良い、誰もかなわないブルースフィーリングに聞き惚れちまいますね。

でもこのアルバムのクライマックスはやはりEttaの唄。

Sweet Little Angel」でのShuggieのギターで盛り上がったあとで、名曲「I’d Rather Go Blind」追い討ちをかけるなんてステージ、体験したらノックアウトですね。。

Cleanheadとのデュエット「Teach Me Tonight」での絶妙な歌いまわし、絵的には迫力ありすぎなんでしょうが、目の前で聴けたら最高でしょう。

 

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Etta James「Life, Love & the Blues」Private Music82162

Etta

今でこそスタンダードアルバムがメインになってきているEttaですが、本来のR&BからBluesサイドのアルバムも良いアルバムがあります。
このアルバムは90年代のものですが凝った選曲のブルースアルバムになっています。
「Born Under A Bad Sine」はシンガーとしては難しい曲なんでしょうが彼女の重厚な唄が、この重い曲には良く合っています。
一番の聞き物はJhonny Guitar Watsonの70年代の名曲「I Want to Ta-Ta You Baby」。
オリジナルJhonnyの薄い唄に比べると彼女の深い唄が良いです。
Jhonnyのぺんぺんギターも魅力なオリジナルだったのですが、このアルバムのギタリストは迫力満点いいギター聞かせてくれます。
こういうアルバムって部屋でじっくり聴くより、車で聴くほうが雰囲気ありますね。

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Etta Jones 「Save Your Love For Me」Muse MR5214

Etta_jones

Save Your Love For Me」と云うとタイトルソングにしているこのアルバム。

このレコードには思い出があります。

オハイオに住んでいたころ、ある日新聞を読んでいたら隣町デイトン市のサマー・フェスティバルの記事を見つけました。

スケジュールを見るとなんとEtta JonesHuston Parsonのコンボと一緒に来ることになっていました。

会場は催し物ステージ、料金はなんとフリー。

日本で言うと夏祭りに青江三奈が来てただで見られるということでしょうか。

これは絶対行かなければと思った瞬間、こんな小さな町の野外会場なら必ず会って話ぐらいできると考えました。

「そうだレコードにサインをもらおうと」思ったのですが、彼女のレコードはすべて日本においてきています、すぐなじみのレコ屋に出かけました。

そこで見つけたのがこのレコードです。

このアルバムは既にCDで持っていたのですが、そのレコ屋にはこのレコードしかありませんでしたので即購入、フェスティバル当日しっかっり抱えていきました。

さて当日会場へつくとちょうど雨があがったばかりの天候で、コンサート会場はシートがかけられていました。

スタッフらしい人に聞くと近くの公会堂に会場が移ったとのこと、道行く人に尋ね尋ね何とか会場に。

席は結構いっぱいでしたが前のほうに座ることができました。

トイレに行くふりをして楽屋への通路を探したのですが、きちんとした公会堂だけあってセキュリティがしっかりしていて行けそうもありません。

そうこうしている内にコンサートが始まり白いコート風ドレスのEttaはとても元気そうHuston Parsonとの「手の内すっかり分かり合ってる」和やかなステージングを楽しませてくれました。

しかしこのディトンという田舎町では彼らの知名度はあまり無いようで皆淡々と聞いているという感じでした。大ヒット「Don’t Go To Strangers」を歌い始めたときは私思わず大拍手してしまったのですが、客席からは何でこの曲で拍手をするのという視線。

しかしステージは玄人の粋を感じさせる唄と演奏を手抜きすることなく聴かせてくれました。

さてコンサートも終わり、客がはけたあとも公会堂の中を何とか楽屋に行けないか通路を探していた私ですが、なんとしても見つからずあきらめて会場を出ました。

公会堂前に出てもう一度建物を振り返っているとなんとEttaHustonがステージでの衣装のまま道を歩いてくるではありませんか。

思わず「Ms.Jones」と声をかけ自分が日本から来ていること、このコンサートを見ることができてとても幸福だというようなことを言ってレコードにサインをお願いしました。

ジャケットの写真が結構若い時のものであるのを苦笑しながら、日本での良い思いでのことを話してくれイラスト付のサインをしてくれました。

その間Huston1メートルぐらい離れたところでニコニコしながらじっと待っていてくれました。もっと英語が堪能であれば彼にも「「街の噂」の名演は忘れられません」とかいいたかったのですが、ともかく舞い上がっていたので彼女にサインをもらうのが精一杯でした。

それから数年後に彼女の訃報を聞くことになるとはつゆも思わなかった夏の思い出です。

     アルバム自体はMuse時代の水準の高い秀作です。

     よく考えるとこのアルバムHuston Parsonのプロデュースで演奏もしていますから彼のサインももらっておけばよかった。

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Etta James 「At Last」Argo 4013

At_last

長いことCDで我慢していたのですけれど、去年本当に「ついに」「At Last」オリジナル・アナログをゲットしました。
数年前にもめぐり合っていたのですが躊躇して逃してしまっていたものです。
Ettaといえばやはりこの1stアルバム「At Last」。
ソウルバラードてんこ盛りのデヴューアルバムですが、「Trust In Me」や「A Sunday Kind Of Love」などのスタンダードが選曲されていて、私的に一番美味しいジャンルのレコードです。
ただそれらの曲が導入部いくらしっとりしていても最後はシャウトで決めるのに対し、タイトル曲「At Last」は決して叫ばず、じっと思いを抑えて歌いっているのが名唱たるゆえんですね。
スタンダードを有り余るSoulにくるんでしっとり歌う、これが3rdアルバム「Sings For Lovers」で結実していると思います。

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Etta James「The Second Time Around」MCA CHD9287(Cadet 4011)

Etta_james_2nd

R&Bのアルバムで,ましてCDしか所有していないので迷ったのですが「Fool That I Am」というとどうしても彼女です。

Chess-Cadetでの2枚目にあたるこのアルバムはElla-Dinahと紹介してきた「It’s Too Soon To Know」を始め「One For My Baby」や「Dream」「Don’t Get Around Much Anymore」というスタンダードが歌われています。

もちろん他のポップなR&Bの曲も含まれているのですが、これらのスタンダードが彼女の手にかかってそれこそ最高のソウルバラードに生まれ変わっています。

ブルースのヴォーカルは本来コール&レスポンスで、一節うなって楽器や聴衆が合いの手を入れていく形式ですから、こういうバラードでもその一節一節の歌詞が絶妙のタイム間でビンビン入ってくるのがたまりません。

彼女にとって2ndアルバムなので「The Second Time Around」というタイトルなのでしょうが、シナトラで有名な「Second Time Around」は歌っていません。

彼女の歌で聴きたい気もしますね

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Damita Jo「This One’s For Me」Wing WC 16333



彼女のジャージィなバラードでまとめたA面とアーシィなグルーブが楽しめるB面が好対称なQuincy Jonesがらみの佳作。
まずなんといっても情感あふれるバラードが満載のA面に引き込まれる。
I’m Fool To Want Youに続いて聴かれる「Everybody’s Somebody’s Fool」は私にとってこの曲の最良なヴァージョンの1つ。
B面の「Besame Mucho」のお洒落さがとても格好良い

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Damita Jo「I’ll Save The Last Dance For You」Mercury SR60642


Damitaの「I Could Have Danced All Night」が聞けるのはDriftersの大ヒット「「I’ll Save The Last Dance For Me」のアンサーソングをタイトルにDanceをテーマにした曲を集めたアルバム。
DanceをテーマというとSinatraのアカデミー賞受賞アルバム「Come Dance With Me」が有名。
Sinatraのアルバムが一本調子だったのに比べるとDamitaのレコードは曲ごとにリズムが替わり、聞きながら踊れるという企画。
「I Could Have Danced All Night」の歌い方を聞いて思うのはDainhaと同じ発声であること。より溌溂と感じるのは若さのせいか。
踊るためにのりの良い曲が多いが、「Dancing 0n The Ceiling」「Dancing In The Dark」での情感あふれるビヴラートがこたえられない。
様々なリズムを使いこなすアレンジもよく「Let’s Face The Music And Dance」等しゃれた音作りが新鮮。
Lastはお約束「Last Dance」で幕を閉じるが、切なく甘い情緒がたまらない。

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Teal Joy「Mood In Mink」Seeco CELP4570


「I Fall In Love Too Easily」は当Hpの「I Can Hear Music」の「私の好きな歌」で取り上げたように名唱が多い。
歌い手それぞれの個性を思い聴くと色々な状況が見えてくるようで唄を聴く楽しみを増やしてくれる曲。
Tealのこの曲は普段心の奥など見せない理知的な女性が「実はこんなに心が動く女なの」と独白している風情。
彼女はBethlehem盤「Miss Teal Joy」の中「Deed I Do」で日本語の歌詞を歌っているところをみると多分日系人なのだと思う。
あっさりしているようでソウルフルな感じを受けるのは東洋人の血の中ある何かが黒人のSoulとはまた別の魂を感じさせるからかもしれない。
Pat鈴木のようなメジャーな成功はみせないものの、Tealのような優れたアジア系歌手があちこちのクラブで歌っていたのかもしれない。
9ピースのゴージャスなブラスオケをバックにクールだけれど気持ちが深く伝わる歌が聴けるこのアルバムは秀作。
「But Beautiful」「Long Ago And Far Away」みな彼女の好きな歌なのだろう、Ⅰ曲、1曲、曲への愛情が感じられる。

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Joni James 「I’m In The Mood For Love」MGM E3837


一連の100 Strings And Joniの中の一枚。
淀みなく流れる清流のイメージがあるJoniがこのアルバムは若干趣が違う。
微妙なフレーズの途切れや音程のふらつきは、曲へのアプローチの深さのせいと思いたい。

そう思って聴くと、タイトル曲や「I Can’t Believe That You’re Love With Me」のフレーズの乱れも納得がいく。
プロデューサーの旦那が考えたのはスピード。
このアルバムは全曲思い切ってテンポを落としている、その分歌詞、フレーズに想いを込めさせる狙いだったのかも。
この「Don’t Blame Me」もまた男の責める気持ちを萎えさせてしまう、まさしく狙い通りの出来。
「I Couldn’t Sleep A Wink Last Night」のストレートさは彼女ならではの唄。

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Jack Jones「The Impossible Dream」Kapp KS3486


楽器演奏では多くのプレィヤーに取り上げられている「I Will Wait For You」だがジャーズィに唄ったヴォーカル・ヴァージョンというのはあまり無い。
シナトラがスゥインギーに唄っているけどこの曲の雰囲気に合っているかと言うと疑問である。
ここでのJackの唄は軽くスイングさせたアレンジに線の細い彼の声がこの曲の繊細なところとモダンな雰囲気を上手く歌い上げていると思う。
その繊細さが「The Shadow Of Your Smile」「The Impossible Dream」などの曲になると弱さに感じられ日本ではAndy Williamsの影に隠れてしまった。
このアルバムでもっとも重要なのは「Strangers In The Night」。
SinatraのプロデューサーがJackがこの曲をシングルで出すという情報に、Sinatraに急遽録音させ大ヒットを飛ばしたという曰く付のヴァージョンである。
もしJackのヴァージョンが先にプロモーションされていたならこの曲はあんなにヒットはしなかったという唄、やはり彼ではこの曲の大きさを出すのは無理であった。

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