Jane Morgan「Fascination」東芝(Kapp原盤)

Janenogan

Volare」でレコード棚を突っついていたら出てきた東芝の赤盤、なんとどこを探してもレコード番号が無い。

Janeの日本初プレス発売記念盤、Kappが東芝から出ていた時代ということはかなり古いもの。

ノスタルジックで優雅な唄、代表曲の「Fascination」(魅惑のワルツ)の声は子供のころラジオから聞こえていたあの声。

Volare」さえゆったりと唄いきる癒しの声。

TammyAround The World」「Who’s Sorry Now?」懐かしい唄が続く中、とどめの「Till」であのころに連れ戻してくれる。

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Ann Margret「Bachelors Paradise」Victor LPM2659


このジャンルならさらに手練手管に長けたAnnで完全にノックアウト。
同じ「Hold Me」でもTinaはクライマックス寸前の危うさ。
Annの「Hold Me」は立ち位置が違う、かなわぬ思いに掛けるせつなさが良い。
彼女の場合ソウルフルな持ち味がさらにセクシーさに拍車をかける。
「In The Drake」が黒っぽかったりするのはロックン・ロールも歌えるからか。
ラストの「Mr. Wonderful」の攻め口がたまらない。

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Carmen McRae「After Glow」Decca


CarmenはBethlehemからDeccaに移って4年間で10枚以上のアルバムを作っている。
遅咲きのデヴューだったため既に成熟している感があるがまだ瑞瑞しい。
彼女の声は金属的といわれるが、それは強く発声するときに顕著になる。
Deccaに続くKappでの名盤「Book Of Ballads」は情感の込め方が素晴らしいが、ドラマチックにな反面、力んだぶん金属的な発声になってしまうところが好き嫌いが分かれるところ。
それはこのDecca時代でも既に表れているがこの「After Glow」と「By Special Request」はバラードにおいてそれが無い。
この2枚は力の抜け方が絶妙なのだと思う。
「By Special~」は小粋、そしてこの「After Glow」はリラックス。
「I Can’t Escape From You」は力まずし、かし一音一節思いをこめて丁寧にそして切なく唄う。
「Guess Who I Saw Today」「My Funny Valentine」「I’m Thru With Love」
「Dream Of Life」。このアルバムで聞かれるバラードはみなRay Bryantのコンボをバックに静かに優しく唄われる。
そこにはAtlantic時代には消えてしまった癒しが満ちている。

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Gisele MacKanzie「Mam’selle Gisele」Vik LX1075


カナダ生まれのGiseleが全曲フランス語で歌ったアルバム。
全篇に漂うムードはジャケットの絵柄だけでなく定番「Autumn Leaves」で一気に秋。
ここで唄われる「La Vie En Rose」はちょっとコミカルで、あまたの「バラ色の人生」のバージョンを予想して聞くと肩透かしかもしれないが、これも粋のうちと思って聞くのも一興。
「September In The Rain」と「Hands Across The Table」が本来の彼女らしいと思う。

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Jaye P. Morgan「Just You Just Me」Victor LPM1682


ご存知ジャケ買い派御用達の「Just You Just Me」であるけれどその内容は疑問符がついてしまう。
本来唄の上手い人なのであるが、このアルバムでは「何かあったの?」と思いたくなるような歌唱が続く。
悲しみをこらえて唄う歌手がステージで音程が取れないという場面に近いのかもしれない。
そう思って聴くとジャケットの明るい表情と裏腹な心情が痛々しい。
「As Time Goes By」「Where Are You」のこらえた唄が切ない。
「Love Your Spell Is Everywhere」はMarion Evansの優雅なオケと彼女の辛い唄の対比が悲しい。

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Carmen McRae 「Blue Moon」Decca


若いときのCarmenの声を金属的と評して耳障りの悪い声と決め付けるのはいかがなものか?
歌をいじらず、素直に思いのたけを若々しい声で歌う。
そして既に大歌手の風格さえ漂わせて。
このアルバムの「My Foolish Heart」は技巧に走ることなく豊かな感情を込めて聞き手に訴えてくる詩(うた)を唄っている。
隠れた佳曲満載のアルバムではあるが、聴きなれた「Until The Real Things Comes along」のような有名曲で彼女の上手さを認識する。

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Dean Martin 「Dream With Dean」Reprise RS-6123


[I Don’t Know Why]の名唱というとSinatraのColumbia盤「The Voice」とくるのだけれど、このDinoのバージョンも必聴盤。
Dino好きなら必ずFavoriteにあげられるアルバム。
これと「The Dean Martin TV Show」「Sleep Warm」があればバラードものは当分困らない。
「Everybody Loves Somebody」はヒットしたロッカバラードバージョンではないけれど、この録音が布石。
名盤だけに全曲名唱、「Fools Rush In」は彼のようなタイプにはぴったりかもしれない。

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Johnny Mathis 「Heavenly」Columbia CL1351


Johnnyといえば大ヒット「Misty」。
この曲の情景を余すことなくロマンティックに語れる彼の天賦の声が当時のラジオヴォイスたらしめたのだと思う。
他にもタイトル曲や「Stranger In Paradise」がいい。
逆に「Something I Dreamed Last Night」のような曲まであっけかんと聞こえてしまうのが残念。

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Johnny Mathis 「Johnny Mathis」Columbia CL887


Autumn In Romeと言えばこの人。
どこまでも淀みなく響き渡る美声、もって生まれたものの素晴らしさをさらに昇華させて
一斉を風靡した時代もあった彼。
歌に対する解釈が今ひとつとか、美声に頼りすぎた歌唱を云々といわれる部分もあるけれど、純粋に歌に浸って聞くことが出来る。

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Helen Merrill「The Feeling Is Mutual」Emarcy 18PJ-10061


マイクロフォンと歌手を使ったジャケットの私的Best3の2枚目はこれ。
小川雅夫氏撮影のこの写真がなんとも魅力的。
Helenというと「With Clifford Brown」のジャケットもマイクを使っているデザインの優れた有名なものだが、彼女自身は気に入ってなかったということ。
この「The Feeling Is Mutual」のジャケならきっと彼女自身も気に入っているのでは?
内容も彼女特有の暗さが嫌味にならないセンスの良いもの。
サポート陣の好演も光るが、Jim Hallのギターがいいな。

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