Anita O’day「Waiter, Make Mine Blues」Verve MG V-2145

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駐在時代日米の考え方の違い、言葉の問題などで現地の従業員たちと激論になることがありました。

特に女性が激高しやすかった。

そんなときは彼女の目を見て「Mad About You」と言うと吹き出して会話は和やかに。

Mad About You」とか「Crazy About You」というのは「君に首っ丈だよ」という意味。

その「Mad About You」という歌もありますが、今回は「Mad About The Boy」つながりでAnita姉御の秀作を。

彼女が歌うと若い男の子に心奪われた中年女性の哀切という歌になりますね。

このアルバム、カウンターで「ウエイターさん、私のブルースを作ってよ」(ここで愚痴るから)と言っててるとおり、「That Old Feeling」「Angel Eyes」「The Thrill Is Gone」など全編自虐曲(笑)で構成されている彼女ならではの渋盤。

自虐と言っても、Sinatraのように重くならないのが彼女の特徴、「まあ、いつものことよ」という感じが粋ですね。

ラス・ガルシア編曲・指揮というのも好盤の理由、Bud ShankのアルトやBarney Kesselのギターのつぼ押さえも生きてます。

でもタイトル曲の「Waiter, Make Mine Blues」、いい曲です。他に誰か歌っているのか調べてみましょう。

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Bob Eberly、Helen O’connell「Bob Eberly、Helen O’connell」Warner Bros W1403


「Amapola」と言えばJimmy Dorsey時代の彼らの大ヒット。
この再演盤でもその時代の雰囲気を壊さず更にモダンに仕上げている。
Bobの仰々しいバラードの1stコーラスに続いて一転スイングテンポになって悠々と飛ばすHelenの2ndコーラスが気持ちよい。
Dorsy時代は1StコーラスをBobがストレートに唄って、2ndコーラスでHelenがスイングして盛り上げるというパターン。
Bobの唄は大時代で、Helenはモダン。
ソロの曲でも「All Of Me」での彼女の絶妙なフェイクは今聞いても斬新であると思う。
しかし「Time Was」ではBobの率直な唄い方がこの曲の良さを引き立てさせている。

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Helen O’connell「An Era Reborn」Cameo SC1045


10数年前行きつけの中古レコード店で入荷したばかりのこの盤をかなりのヴォリュームでかけていたのを聴き、そのスイング感に酔わされ即購入したもの。
その一曲目が「The Sweetest Sounds」ぐいぐいスイングするバンドに悠々のっていくヘレンの気持ちのよい歌につい体が動いてしまう。
選曲は「Fly Me To The Moon」「Moon River」など当時のありがちな曲が並んでいるが「Till There Was You」はBeatlesの次に好きなヴァージョンとなった。

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Anita O’day 「Sings The Winners」Verve MV2536


「Early Autumn」とくればAnitaのこのアルバム。
彼女のアルバムには珍しく、通して聴いて疲れないレコードと言う感じ。
ここでもMarty Paichが付き合っている。
このジャケットは、歌手とマイクの組み合わせの絵ではベスト3に入ると思う。

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