Nancy Umeki 「The Early Days」日本Victor


20数年前、大滝詠一の「GO・GOナイアガラ」という深夜放送がありました。
珍しいオールディズを彼の豊富なコレクションからピックアップして流すという番組。
そこで流れたのは「I’m Waiting For You」東 辰三の名曲、平野愛子で大ヒットした「君待てども」の英語バージョンです。ゴージャスなオケにのせて歌うナンシーの唄に深夜なのにすっかり目が覚めてしまうほどの衝撃でした。
それ以来、間奏に同氏作曲のやはり名曲「港の見える丘」のフレーズを挟んだこのヴァージョンの音源を捜す日々が始まりました。
その夜から20年以上経ってやっとCD化された彼女の若き日の歌声はいつまでも色あせない紫陽花のような声でありました。
「愚かなり我が心」「私は後ろを歩いている」等、彼女の張り上げないけれど深く心にしみる歌声が佳曲を更に魅力的にしていると思います。

当時の歌手ならば誰もが歌った「アゲイン」は彼女の寂しげで優しい唱でまさに繰り返して聴きたくなる歌になりました。

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Miyoshi Umeki 「Miyoshi」Mercury SR60228


ナンシーの唄も優しいヴィブラートくるまれている。
「That Old Felling」はこのアルバムの中では一番快活なアレンジがされてはいるが唄は穏やかである。
この唄声があのまま日本に残り続けていても時代の先端を走り続けて行くことは難しかったのでは。
やはりアメリカのショービジネスという大きな世界を選んだ彼女の才能と自信には感服してしまう。日本語の歌詞も出てくるがそんなこと抜きにいつまでも残り続けるアルバムだと思う。

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